31歳、埼玉県に住んでいる主婦です。現在はやっていませんが、25歳前後から池袋のキャバクラ、目黒や渋谷などに店舗を持つガールズバーで働いた経験がいていました。
期間は1年弱でしたが働いていた人たちとも情報交換をしていたので様々なお話を伝えられるかと思います。
多くの方と関わるナイトワークは自分のスキルアップに繋がると思ったから。興味があったのと時給の高さもあります。バイトルで探した覚えがあります。ナイトワークの種類が豊富でした。
その分、自分に合うお店を見つけられたのだと思います。面接は店舗の店長や女の子のお世話をみてくれるボーイさんがしてくれて、簡単に接客に対しての態度と普段のお仕事について聞かれました。
ナイトワークは想像以上に精神的な部分でハードであり、こまかにこういう世界であること不安になったらすぐに話すことを教えられました。
そのまま採用になると実際の勤務時間と持ち物、更衣室をみせて説明してくれました。
主なやり取りはLINEで行っているので当日に店長とラインを交換しました。オーナーがいる場合は店長ではなく、オーナーの連絡先を教えられました。
キャバクラとガールズバーの掛け持ちスケジュール
まずはキャバクラとガールズバーの主な流れ時給について
- 夕方まずヘアセットの場所へ
- 終わり次第、店舗に入る
- そのまま更衣室で着替えをしオープン前ならミーティング
仕事内容はお客さんへの接客です。
お話するだけの人もいれば、ボーイさんの目を盗んで触ろうとする人もたくさんいます。一人あたり40分程度一緒に時間を過ごしますが、途中で新人の子が同席するときもあります。基本は源氏名です。
月の月給は人気な子で30ー50万、平均時給は1500〜2000円でした。
ガールズバーは出勤次第、更衣室で着替え。お客さんが来たら店長がどこに行くように指示するので、そこに行きます。本名の下の名前を名乗っていました。
お客さんが勧めてくれたら一緒にお酒を飲んだり食事をします。基本カウンター越しなので実際に触られることはありません。
月給は私は短い時間なので5−6万でした時給は1500円〜2000円。お客さんのいないときには店舗の外や指定の場所でティッシュ配りをします。
キャバとガールズバーの掛け持ちできついのは移動と二日酔い。
キャバと違ってガールズバーはほとんどが歩合給です。だから込む日はキャバ以上にガールズバーの方が稼げる費もあるので日程調節が大変です。
だいたいガールズバーはその日の週末にシフトを入れる。キャバクラは固定客が来るので月・水・金などあらかじめシフトが組まれていました。
イベント時などは夕方にガールズバー、夜からキャバと2回転で本当に大変でです。ドリンクバックを入れないとガールズバーでは大きく稼げないので、ついつい夕方から飲んでしまい、キャバに入ったときにすでに酔って仕事をするのがつらかったです。
キャバでもガールズバーでも共通して大変だったこと
キャバでもガールズバーでも感じた仕事上で大変なことです。簡単に3つ挙げ対策を述べたいと思います。
- ガチ恋する人がいてうざい
- 下ネタの返しが面倒
- 店長に手を出される
ガチ恋されて結構辛い
キャバには特にガチ恋の人は必ずいます。下心丸出しの人もいます。
「君をトップまで上げるから」とお金を出す代わりにホテルや店舗でお尻や胸を触ろうとする人も普通にいます。
VIPルームになるとほぼホールからは見えなくなるので、自分で自分を守ってください。
笑ってごまかしてはだめです。
調子に乗ってもっとやられます。断るとムスッとされますが、仕方ないです。
お店によっては売上のために当たり前というところもあるので面接の際に先に確認を。大体はこれが苦痛でやめます。店舗の外で帰りを待ち伏せされた子もいました。
下ネタは面倒だが返しを覚えるべき
男性からの下ネタはよくある話です。そんな話にどこまで乗るのか、どんな返しをするのかは正直腕の見せどころです。ただ単に女の子と会話がしたいだけの人もいます。
相手から話をどう聞くか、聞き上手になるのが大切ですが話下手のお客さんの場合はこちらから話題を無理のない程度に話しをする必要があります。練習次第でなんとかなるのでとにかく場数を踏むことです。
キャバ嬢を口説く店長がいると大変
店長が働いている女の子に手を出すパターン。気をつけてください。食い物にしている店長も中にはいます。マジです、しかもそれを自慢気にボーイに話しているときもあるので働いている従業員どうしで情報収集すると良いです。
いろんな人がいるので、合う合わないももちろんあります。それでもお客さんについての情報交換をするのは大切です。女性を見下すためにだけくるお客さんもおり、先にそういうのを知っているか知らないかで心の持ち方を考えられるからです。
キャバとガールズバーで印象に残っている変わったお客さん
ひたすらAVを見せてきて一生懸命説明してくれるお客さんがいました。今後はこういうものが流行るんじゃないかとか、女性だけの世界がくるとしたらこういう感じだろうとか。ある意味博学なひとだったので面白かったです。
そのほかにも奥様との微笑ましいエピソードを話してくれる紳士的な男性のお客様は、キャストからとても好かれていました。みんなにドリンクを頼んでくれ、話す話は落ち着いた内容でここがキャバクラだと忘れてしまうほど。
また女性を見下すためにきていたのは大学教授の方でなぜかお金を払ってまで「女は男にはかなわない。劣っている。」と熱弁しに来るとても変わった人でした。
なぜかいつも出張なのかもしれませんが、金沢の話をしてくれるんですよね。で、そこれ終わればいいのに、なぜか貶してくる。
ガールズバーのときのお客さんですが、裏で女の子たちは一体何しに来ているんだといつも言っていました。(裏にはモニターがあって店内をみられる様になっています。)
キャバとガールズバーを辞めてたのは業界の裏を見たから
辞めたくなったのは「業界の裏」を見たときかもしれません。
働いていたお店の女の子がどんどん突然いなくなる。いわゆる、飛ぶってやつです。
キャバクラではお客さんからの執拗な嫌がらせ行為(直接胸やお尻を触ろうとする、揉まれる)、ガールズバーでは上層部の人たちがお店の女の子の中で好みの子がいれば食い物にしている話をきいたことです。
かなり信用していた人からの話だったので嘘だとは思えず、また働いている中で最初は見えなかったものを見たことで自分の危機を察知し辞めました。
辞める直前はたまたまお客さんのいないとき、関東連合(所謂ヤクザです)のボスと側近がお店に入店。
そのまま20分ほどで帰りましたが、みんなでゾッとしたのを覚えています。
本来はこないお客さんなんですが本当たまたま来ちゃったんです。
まとめ:ナイトワークで働きたいみなさんへ
ナイトワークは働く場所さえちゃんと選べば、とてもいい経験のできる場所です。特に勤務地には注目してください。
その土地によって来るお客さんの特色も違います。地方であればフレンドリーな感じ、都心であればきっちりした立ち振舞を求められます。
このお仕事はすればするほど男性の扱いにも慣れますし、幅広いジャンルのお客さんと出会えるので知識の幅も広がります。短時間で稼げるだけでなく、自分も成長できるそんな夢のあるお仕事です。
いろんな経験をしましたが楽しかった覚えもたくさんあります。私は一度一晩でその日のお客さんを20人を一人で集客したことがあります。
しかもティッシュ配りだけで!
それはどんなお客さんに対してもまずは誠心誠意対応をしたからです。
挨拶も笑顔ももちろん大事です。
本当何度も言いますが、自分の体は自分で守るしかありません。
もし続けられないと思ったら「辞めるなんて困る」と言われても断固としてその意志が変わらないことを伝えやめてくださいね。
嫌な思いをしてまで続けていいことはありませんから。
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