水商売は基本的に昼夜逆転の仕事です。そこで難しいのが1日のスケジュール管理と体調管理です。どうしても夜が遅いので睡眠不足や肌荒れを起こしがちですよね?
そこで今回はガールズバー・キャバクラ・スナック・高級ラウンジで働いている子にアンケートを取り普段どのようなことに気を付けて生活をしているのか?
体調管理のコツを聞いてみました!
実際に水商売は生活リズムを崩しやすい!
水商売をやっているとどうしても生活のリズムは崩しやすいです。
- 月ごとのイベントや誕生日
- 週末の団体客
- 常連の同伴やアフター
さらに昼職や学生生活をやっていると睡眠時間を削って働く女性も多く、一般的な体調管理法ではうまく行かないという悩みも多いです。
水商売で生活リズムを崩さないようにする方法は?
ではそんな不規則な生活においてどのように体調管理をして生活リズムを守るか?ということですがアンケートを取った結果以下のような対策が多かったです。
- 完全に夜型にシフトして寝る時間を敢えて夕方にする
- 長期休みの時に常連をつかんで、普段の日は営業でリズムを客に合わせてもらう
- とにか仕事のある日に他の予定を入れないようにシフトを組む
こうやってかなり考えながらやらないと長続きできる仕事ではないですね・・・。では実際に現場の子がどんな感じで1日を過ごして生活サイクルを回しているのか具体例を紹介します。
ガールズバーと大学を掛け持ちしながら生活リズムを保つコツ
現在21歳で18歳の頃から3年間ガールズバーで働いています。初めて体入したところで継続して現在に至るまで働いています。
シフトは週に1回LINEで希望の日時と時間を報告した後、黒服さんが調整してシフトを送ってもらうシステムなので、気分や体調により毎週出勤時間や出勤日数などは異なります
起きるのは昼間の12時頃で、起きてまずはシャワーを浴びます。
顔、髪、体のスキンケアを一通り終わらせた後、1時ごろにご飯を食べながら大学のレポートなどの課題や、オンデマンド授業などをやります。
他にオンラインで受ける授業もあるので、そちらも時間通りに出席して、その間に化粧や身支度などを整えて、家を出る時間にアラームをかけて少し仮眠を取ります。4時に家を出て最寄駅に向かい電車に乗ります。
電車を降りてバイト先までしばらく徒歩で歩いて行きます。5時から10時までは掛け持ちのバイトがあり、バイトで賄いが2回あるのでしっかりとたべます。
そちらが終わってからガールズバーのバイトへと向かいます。ガールズバーに着くと挨拶をし、黒服さんにロッカーの鍵をもらいます。
その後ヘアメイクがあれば時間通りにヘアメイクを自由にしてもらい。ガールズバーの制服に着替えてタイムカードを出勤時間前までに押します。必要なら送迎をして貰うか否かと、当日にきゅうりょを手渡しして欲しいならそちらも描きます。その後に出勤時間になるまでは裏でインスタやブログの更新をします
とにかく仕事の日に他の予定を入れないこと
生活リズムはなるべく毎日同じことを繰り返すように心がけてます。友人と遊ぶ等のイレギュラーな予定を入れてしまうと、勤務中に睡魔が襲ってきたり、仕事に支障をきたす要因になりかねません。
なので、出来るだけ予定を入れたいのならば、シフトを入れない休みの日にする事をおすすめします。あと、飲み過ぎで体調を崩す事が多い仕事ですので、出来るだけ先輩の方々と親しくなっておいて、飲み過ぎたときのおすすめの漢方薬などを聞いておいた方が得策です。
私は酔いすぎ無いために、勤務前にしっかりとご飯を食べて、こまめにトイレへ行って吐くようにしています。ご飯をしっかり食べてないと吐く時に辛いです。「まだ飲める!」という思い込みが命取りになりますので、遠慮なく吐いた方が良いと思います。
キャバクラのケース
現在は水商売を辞めて会社員をしていますが、過去にお金に困っていた時期があり、友達の紹介でキャバクラで3年間勤めていました。大阪府在住で大阪市内のキャバクラに勤めておりました。キャバクラに勤める前は昼間の仕事をしていましたが、キャバクラの方がぜんぜん稼げます。
12時に起床。食事を食べながら来ていただいたお客さんにお礼メールや常連客に営業メールを送ります。
前日に来店してくれたお客さんにメールを送る事で指名にも繋がるのでそこはきっちりするようにしています。また昼時なので返信してもらいやすいのもポイントです。
食事、家事やストレッチや筋トレなどの運動とメンテナスを行い気分をリフレッシュするようにしています。
日によって散歩しながらカフェでお茶をしたりもしますが、基本出勤日は自宅でゆっくりするようにしています。
15時頃からシャワーを浴びてからメイクを行い出勤の準備をします。
本格メイクはキャバクラについてからするので軽めにしておきます。リラックスしながらテレビを見たり音楽を聴くなど好きなことをしてテンションをあげていきます。
17時頃家を出ます。同伴がある時はお客さんと同伴して食事をしたり買い物をしてから出勤します。
同伴がない時はそのまま出勤して身支度を整えたり営業時間までゆっくりします。21時業務開始
遅くとも夕方までは寝ないようにする
キャバ嬢はどうしても夜のお仕事なので生活リズムが乱れやすくなります。なのでなるべく遅く帰ってきても夕方まで寝ないようにして生活リズムが乱れないように気をつけています。
また体調を崩さないようにしっかり食事は取るようにしなるべく休みの日は自炊を心がけています。
キャバ嬢はサプリメントで食事をおろそかにしがちなので、肌に影響が現れたり体調を崩したりすることにも繋がります。なのでお酒を飲むからこそどんなに忙しくても食事はしっかり取るようにしています。
休みの時には外出をしてリフレッシュするようにしていますが、帰宅時間が遅くなりすぎないように気をつけています。
次の日に疲れを残すと仕事にも影響するのでなるべくゆったり過ごすことを心がけています。不規則な生活になりがちだからこそ、あえて生活リズムを崩さないようにするのが肉体的、精神的にも安定するポイントだと思っています。
学校とイメクラを掛け持ちする場合の1日のスケージュールと体調管理
19歳から、大学在学中から、昼職しながら23歳まで働いていました。キャバクラ(イメクラ)です。ハード系からソフト系まで3店舗経験しました。札幌のススキノで働いていました。ときどきリフレの仕事もしていました。
8時半に学校に登校し、4時に学校が終わります。自宅に帰り夕飯を済ませ、シャワーを浴びメイクをします。
大事な指名客や同伴出勤の時はまた少し変わりますが、だいたい同じです。ときどき美容室でヘアメイクしてもらうときもあるので、その時はシャワーだけ浴びて、ノーメイクでサングラスをして行きます。
7時~8時ごろ店に到着です。同伴の時は6時頃指名客と待ち合わせをして、食事をして10時頃店に向かいます。
同伴客が居ない時や、指名がないときは、スマホで営業をしたり、店前に出て客引きをすることもあります。
だいたい朝の4時から6時に店が閉店し、タクシーやスタッフの送りで帰宅します。
社会人になり昼職をしてからは、出勤が遅くなりました。だいたい7時頃昼職が終わり、そのまま店に出勤します。店の女の子(美容師)にヘアメイクを頼み、そのまま出ることが多かったです。ドレスは制服のため、服は気にしていませんでした。
昼職が忙しいときは2時までで帰ることもあり許されていました。
休み中に常連客をつかみ普段の仕事を楽にしていた
学生生活や、昼職があるときは、とにかく睡眠時間が足りなくなります。体力と若さが勝負だと思います。
学生生活の時は、授業が少ない時にシフトを入れたり、土日に集中的に出勤したりしていました。
あと春休みや冬休みなどの長期休暇のときに、毎日フル出勤し、そこで常連客を掴んで、普段はその人たちを出勤時に呼んで回転させ、稼いだりして身体を少しでも楽にするように心がけました。
社会人になって昼職についてからは、さらに出勤が難しくなります。
たまにしか出勤できない、レア出勤を生かしすのが、体を楽にするコツになります。
常連客を集中的に出勤日に入れるようにして稼いでいました。それだけで一日の稼げる金額を大きくし、なるべく出勤を減らし、体の負担を減らしていました。
高級ラウンジ嬢の1日の流れと生活リズム
私の年齢は22歳です。京都に住んでいます。1番長く働いた水商売は、高級クラブのホステスで、勤続年数は3年くらいです。他にも、キャバクラやガールズバーの経験もあります。大体どちらも1年くらい続けていました。
私の働いているお店は基本的に、21時から25時までです。その上で、お客様と同伴する際は少し早くにお仕事が始まります。同伴がある場合と同伴がない場合で、かなりスケジュールが変わります。
- 12時(正午) 起床
- 19時頃 食事
- 20時45分 出勤
- 深夜1時頃 退勤
- 深夜4時頃 就寝
- 12時(正午) 起床
- 18時頃 お客様と食事
- 21時前後 お客様と同伴で出勤
- 深夜1時頃 退勤
- 深夜4時頃 就寝
どちらも、アフターや予定などがあれば、その予定分就寝と起床の時間が遅れます。例えば、退勤後2時間かかる予定があれば、就寝6時頃・起床14時頃になります。
さらに、この場合仕事前に同伴以外の予定の想定がないものとして考えていますのでご了承ください。あくまで、基本的なスケジュールとなっております。
同伴がある場合は、お客様との待ち合わせ時間の10分前に着くように行きます。出勤についても、同伴がない場合は15分前には着くようにしています。
入眠の時間をとにかく崩さないようにする
生活リズムは、夜型の中でもリズムはできるだけ変えないようにしています。そうすることで、中々眠れないということが少なくなりました。いつもそれなりにスっと眠れます。
体調管理のコツとしては、リズムを崩さないようにすることです。睡眠が一番大切なので、きっちりとした睡眠をとることが体調管理のコツだと思います。
普段気をつけていることは、予定などを詰めすぎないことです。お仕事の予定も含め、余裕を持って予定を組まないと体調を崩してしまいがちになります。
なので、同伴や予定を組むときは、なるべく週に3回以下にするなどの工夫をしています。ただ、イベントなどでどうしてものときは予定を詰めることになるので、週の前後に休めるときを増やす努力をしています。
子育てをしながらスナックで働く場合の生活リズムと1日の流れ
こんにちわ。今私は32歳。鹿児島県在住。今3年ほど昼の仕事と子育てをしながら水商売をしています。
私はスナックで今も現役で働いています。
一番長く働いたのは以前に働いていた店でスナックです。そちらは週末と忙しい時に出勤する形でした。
私の場合は昼仕事がありますので昼が仕事の日は朝は6時半には起きて子供の学校の支度と朝食の準備をすませます。
子供を7時半に見送り自分の仕事が8時半からなので支度をします。
それから昼仕事に行きます。
- 昼の仕事が終わるのが6時。
- 帰り着くのが6時半。
- 急いで準備に取り掛かる形です。
- 7時までに夜ご飯の支度。
- 7時半までにお風呂に入り化粧、髪型のセットをします。
- 8時半には店につかなければならない為夜の8時15分に出勤
- 8時半前には到着
- 閉店が暇な日は、12時。忙しくても1時が閉店。
- 帰宅が1時半
それから帰宅後にメイクを落とし、少しケータイなどを触り2時くらいには就寝します。昼仕事がなく学校がない日は起きるのが8時から9時。
もしも二日酔いならもう少し遅いです。子供を送ってから昼間はゆっくり買い物やランチなどをします。
夕方は、夕食の支度を早めに6時くらいに済ませます。それから普段と同じ様に入浴、準備を7時くらいまでに準備を済ませます。
子育てしながらの水商売は生活リズムがくるってしまう
子育てしながらですと生活リズムは日によってはめちゃくちゃになってしまいますが私はどんなに眠くても出来る限り早起きをする様に心がける様にしています。
お酒をいただく仕事になりますので時には飲みすぎてしまいます。
二日酔いになってしまうとやはりきついので出来るだけ気をつけているのは夕食はしっかり食べる事、ウコンの力を飲む、水分を出来るだけ取るというふうにしています。
なぜなら空腹で飲みすぎてしまうとあまり飲まなくても二日酔いになり朝も起きれない為です。
夜の仕事がない日は自宅ではお酒は全く飲まない様にしています。
休肝日という日を作る事により身体が元に戻ります。疲れを感じる時はひたすら睡眠をとり体を休める様にしています。
そうすると身体が軽くなる感じがします。
昼職とスナックとミニクラブを掛け持ちする場合の1日のスケジュールと体調管理
福岡市在住の23歳女性です。水商売歴は3年程度でスナックとミニクラブに勤めていました。1番長く働いたお店はミニクラブで、昼職をフルタイムでしながら週3〜4程度、オープンからラストまで勤務していました。
9時半〜18時半までは昼職があったので終わり次第、即出勤でした。
昼職の仕事の格好のまま19時頃、ヘアメイクへ到着しセットをしてもらって20時オープンだったので20時までに間に合うように出勤していました。
それから勤務し、アフターがない日は25時にお店を閉めて閉店作業等をし帰宅です。家に帰りつくのが2時くらいでそこから寝る準備をして3時前後に寝て20時時頃起きるのがルーティンです。
アフターがある日は帰れるのは3時頃なので、寝るのは4時以降になります。平日は昼職の都合で同伴が出来なかったので土曜日は必ず同伴を入れるようにしていました。
土曜日は17時頃から準備をし始めて18時半から同伴待ち合わせという流れが多かったです。
土曜日はほぼアフターが入っていて尚且つ次の日休みの方も多かったので朝までお客様と一緒という事も多々あり、帰れるのは朝方でした。そういう時は寝るのは朝の7時頃前後で起きるのはお昼の13時頃でした。
完全に夜型の生活にして体調を維持していた
私は基本平日は遅くても寝るのは3時、起きるのが20時過ぎということで5時間は睡眠時間を確保出来ていたので体調が悪くなったり生活リズムが乱れたりすることはあまり無かったですが、同じお店で働いていたキャストの女の子は不規則な生活リズムで肌荒れしたり自律神経が乱れやすくなっていたのでサプリで調整していたようです。
私も土曜日のアフターで朝帰りする時は疲労が溜まりすぐ肌荒れしてしまっていたので事前にサプリや栄養ドリンクを摂取して対策をしていました。
あとはどれだけ疲れていてもベッドでダラダラせず、散歩やヨガ、ジョギングなど30分程度の軽い運動はするようにしていました。体を動かした方が楽になると聞いていたので必ず取り入れるようにしていました。
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