19歳、岐阜県に住んでいます。ゼロ歳の娘がいます。
今はパート主婦でナイトワークはやっていませんが、娘を妊娠する直前まで、柳ヶ瀬のラウンジで働いていました。ラウンジの前はキャバクラで、数ヶ月働いていました。
当時バイトの給料で生活していましたが、もっと自分にお金をかけたい、もっと自分に自由が欲しいと思い、友達の紹介でラウンジに入店しました。
初めは偏見があり、ほんとに上手くいくのかなど不安がありましたが、とりあえず働いてみようと紹介先のラウンジで面接を行いました。
面接では、採用前提で話が進み、お酒の作り方、ボーイへの合図の出し方など1から教わりました。グラスをマドラーで回す時は左回しだよ、というのが今でも印象に残っています。
ヤクザみたいな人がおるのかと思っていたら、割と普通の優しい方だったので、安心したのを覚えています。
話しやすく、送迎もその方だったので、面接でも気楽に話を聞くことが出来ました。
ラウンジ嬢の仕事内容と時給について
8時半頃出勤し着替え、身だしなみを整え、開店までにチャームや灰皿などを準備し、洗い物なども済ませておしぼりを温めておきます。お客様が来店されたらおしぼりを渡し席につき、お酒を用意してお話を楽しみます。
灰皿を変えたり、グラスを拭いたり、タバコに火をつけるのが仕事です。1時に閉店し、店を軽く掃除、洗い物をし、忘れ物チェック、その後は着替えをしながらその日の反省をママから聞きます。
その後、アフターがある日はアフターに行ったりします。
指名料やドリンクバックでもらえるお金
時給は2000円です。
- シャンパンバックが売値-原価の50パーセント
- ドリンクバックが300~500円
- 同伴は1000円
- 指名はありませんが自分がお客様を連れてきた日は1000のバック
大体何も無い日で8000円程です。売上が良ければもっと貰える日もあります。
ラウンジ嬢の仕事で大変なところ
他のキャバ同様ですが、ラウンジ嬢の大変なところをお話します。
睡眠が安定しなく体調を崩しやすい
就業時間が夜なので、もちろん寝るのは日中です。日中といっても昼間は昼までやることがあるので睡眠時間は少ない方です。
生活リズムが安定しない為、体調を崩しやすく、熱が出ることもしばしばありました。
お酒を飲むお仕事なので飲みすぎると気分が悪くなったり、胃が荒れてしまったりと、アフターケアも大事になってきますが、なかなか思い通りにいかないのが現実です。
二日酔いが酷く次の日仕事がままならないなんてことは良くありました。
女同士の目に見えない争いが精神的にきつい
やはり女の戦場。普段どれだけ仲が良くても、仕事になるとどうしても売上に目がいき、知らず知らずのうちに競争心が芽生えてしまいます。
うちの店はナンバーなど目に見える順位が出ないことが救いでしたが、やはり売上をあげればママに好かれ、あまり売上をあげられないと叱られたりはありました。
実力が足りないので叱られる分には仕方ありませんが、ママの取り巻きのような方たちにも睨まれるような仕草をされた時は結構キツかったです。聞こえるように愚痴を言われたこともありました。
ラウンジ嬢が抜け出せなくなる
ナイトワークの一番いいところと言っても過言では無い給料。
時給が高く、頑張れば頑張るほど結果に出ます。それがやりがいでもあり、昼の給料とは比べ物になりません。夜で満足いく結果を出してしまうといざお昼に働くとなった時、給料に不満が出るのは言うまでもありません。
ラウンジ嬢で楽しかった思い出
いつも違うお友達と2人で来るお客様がいて、初めはフリーで着いていたのですが、ようやく顔と名前が一致するようになってきた頃、指名されそれからずっと特に仲がいいわけでもなかったですが指名してくれてました。
2日に1回以上来てくれてましたが、来てくれると必ず何かおろしてくれて私の得にしてくれます。アフターを誘うわけでもなく、痛客という訳でもなく、とても良いお客様です。
段々仲良くなっていき、他愛もない話をするのがとても楽しいです。会社を経営している社長さんだそうで、色々な知識を身につけさせてくれます。
一人暮らしを始めると言った時は、一人暮らしにおけるアドバイス等をこと細かく教えてくれました。もちろん家を聞き出すようなことは無かったです。
お客様の鏡とも言えるとても良いお客様で、印象に残っています
ラウンジ嬢を辞めたくなった瞬間
ラウンジ嬢は基本ママと、複数のキャストでお客様1~2名に対応します。だから人間関係がこじれるとめちゃ食た大変です。
また、人気が上がるにつれて、やっかみがおきて、同じスタッフの陰口がでてきます。以下は私が経験したことです。
- 聞こえるように愚痴を言われた時
- 姉と同じ店で働いていた時に、姉にお客様を取られた時
- 爆サイにあることないこと書かれたとき。
- 掲示板の嘘の話をほんとかのように言われ責められ怒られた時。
- アフターに誘われて行ったらホテル街に連れ込まれそうになった時
- オーナーからのプレッシャーが酷かったとき。
- 毎日ガツガツ行き過ぎた結果売上が下がってしまった時
- お店の女の子と上手くいかず、お客様の前でも嫌な態度を取られたとき。
- その日着ていた大事にしていた服が更衣室から消えた時。
やめた理由は、コロナの関係でお店が休業し、そのタイミングで娘の妊娠がわかったため、そのまま辞めることとなりました。
ラウンジ嬢に向いているタイプはこんな人!
私が思うラウンジ嬢に向いている人について、お話しします。
私も経験しましたが10代でもラウンジ嬢は気合いさえあれば上手く行きます
トーク力はもちろん大事になってきますが、それは経験が着けてくれるものだと思います。
初めは自信がなくても、愛嬌だけは振りまいておくといいと思います。
真顔でいられるより笑顔でいてくれた方がお客様も癒されます。
とにかく重要なのは自信をつけ前向きに生きることです。
ナイトワークのお仕事は周りから偏見がありますが、ラウンジでもでも風俗でもやはりやりがいのある仕事だと私は思います。
人に言えない、醜い仕事だと馬鹿にされることがこれから数え切れないほどあるかもしれませんが、この日本にこの仕事は無ければいけないものです。
風俗なんかは特に性犯罪を防いでいるとも言われていますよね?
キャバクラに関しても、少なからずそういう面があると思います。
こんな仕事してる自分なんて…と引けを取らず、堂々としていましょう!
この仕事は自然と自分を綺麗にしてくれます。
私可愛いでしょ。と言わんばかりのスマイルをお客様に見せつけ、自分のお客様にしていきましょう。
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