水商売の中でも割と長く働けるのがスナックのアルバイトです。
20代~40代まで採用は幅が広いのですが、それでも今はガールズバーやキャバクラなども増えて競争も激化しており、年齢幅が変わっています。
そこで今回はスナックで働くスタッフに年齢制限について本音のところを聞いてみました。
スナックバイトの平均年齢と上限について
では実際にどのようなアンケート結果になったのか?簡単にまとめてみたいと思います。
- 平均年齢は30代が一番多い
- 40代の手前で辞めてママか主婦になる
- 年齢よりも体力の問題が多い
- 子供が大きくなると働きづらい人もいる
このような意見が多くみられました。
スナックなら40歳でも大丈夫!年配におごってもらえる回数も増えた
大学卒業後から会社員として働きつつ、大阪の郊外で友達のスナックでたまにお手伝いとして働いている28歳です。個人のお客様につくというよりかは、カウンター内でお客さんスタッフ何人かとわいわいとしながら接客をしております.
平均年齢としては30歳ほどで上限は40歳くらいかと感じます。お手伝いを始めた若手の頃は、お客様が年配な方が多かった頃もあり、会話についていくことが難しく嫌になることが多々ありました。
年齢が上がってきてからは私も様々な経験をしてきたので、会話もまともにできるようになり、年下の子よりもおごってもらえることも多くなったことはよかったと思います。
損したこととしては、年齢が上がるにつれて若さで勝負できなくなり、会話をしっかりしてお酒を楽しんで飲むといったことを無理しないといけなくなったことです。
若いころはニコニコしているだけでよかったのに、それが通用しなくなりました。
より頭を使って接客をしないとお客様に飽きられてしまうことが多くなったと感じます。
30代後半から年齢の限界で辞める人もいる
年齢が限界だと辞めていった人を数名見てきました。年齢の範囲としては30後半から50前半の方。中には自分が裏方として店を持つために独立する方もいて、ポジティブな気持ちで辞めていく方もおりました。
ただ大半の方はネガティブ要素で辞めていく方が多かったです。
- お酒を飲む仕事がきつくなった
- 体の不調でお酒が飲めなくなった
- 子供が大きくなり、恥ずかしいから辞めてほしいと言われた
などが多かったです。
その後の仕事は年齢の関係で昼職の正社員になることが難しいことが多く、パートやアルバイト、日雇いの職に就く方が多かったイメージがあります。
例外で在宅ワーカーとして新たな才能を開花させた方もいらっしゃったのですが、本当に素晴らしいなと思いました。
スナックは年齢は関係なく体力の限界まで続けられる
都内在住、現在34歳になります。
水商売歴は、27歳くらいから4年間ほど、都内23区外のスナックで働いておりました。
最初は週2ほどの出勤でお世話になっていたのですが、2年間ほど働いた後、ほぼフルでの出勤に切り替え、辞める時までホステスとしてお世話になってました。
スナックなので、基本の平均年齢は高めで大体35歳〜40歳くらいかと思います。
ただ、私が働いていたスナックは若い方も多く在籍していたので、下は20歳から、上(ママを除く)は55歳まで幅広い年齢の方が働いておりました。
年齢の上限で言うと、60手前くらいまでは可能かと思います。
周りよりも年齢が上で良かったことは、私が働いていたお店のお客様が、割とお年を召した方も多くいたので、そういった方からは、20歳前半などの若い方よりは少し年齢が上の方が話しやすいという声があり、そこはメリットだったと思います。
デメリットは、若い方の方が良いというお客様には対応が難しいのと、お酒を飲むのも仕事の一つなので、若い方の方が翌日の体が楽そうだなというのがありました。
年齢や容姿の限界よりも体力が持つかどうかが重要
単純に年齢自体が限界というよりは、仕事自体が、お酒を飲む、ほぼ立ちっぱなし、などなど、意外とハードな内容なので、年齢に伴って体の不調が出てきやすく、それを理由に辞める方はいたと思います。
私も、年齢というよりは、30歳を超えたあたりからお酒による体の不調が目立つようになり、それが理由でお店を辞めさせていただきました。
その後は、普通に昼職の飲食店に勤めたり、もともとダブルワークで別のお仕事もしていたので、そちらを主軸として働いたりしております。
ただ、余談ですが、水商売は給料が良いのと、私がいたスナックは働き次第で時給が上がっていくシステムだったので、年齢に関係なく短い時間でやればやるだけ返ってくる、という点においては、お店側からNGが出ない限り長く働きやすい場所ではあるなと感じます。
スナックラウンジの平均は30代が多い
大阪ミナミの宗右衛門町にあるスナックラウンジで働いています。私自身は今年33歳、働いている女の子自体も30歳を超えていて、現在20代はいない店舗です。
ママも40歳を超えているため、若さやフレッシュさはない店舗だと思います。
30代前半が平均的な年齢だと感じています。
キャバクラだと20代半ば、ガールズバーだと学生なども多いので20代前半が多いイメージです。
自分が30代で、20代の女の子がいた頃はその子とお客さんの席につくと、お客さんの反応はだいたい2パターンでした。
「若い子が良い!」と嫌煙されるパターンと、「え!30代なの!?そんな年齢でも働けるんだ!」と物珍しさで食いつかれるパターンです。
たまに、「年取ってる方が好き」というお客さんもいました。
30代、40代以上のお客さんが多かったので、年齢が上で良かったことは、その人の話や価値観に対して「さすが同年代!わかってくれてるね!」と思ってもらいやすいこと。
損したことは、特にフリーのお客さんで指名を貰えないことが多く、自分よりも若いお客さんが来店した時はお客さん側が気まずそうにしていることです。
40手前でスナックを辞めて独立する人もいる
働いている店のオーナーは、「何歳になっても働いてくれて良い」と言ってくれていますが、20代で辞めていった女の子が一番多く、長く勤めていた女の子でも35歳や40歳手前などで辞めています。
辞めた女の子と連絡を取ることもないのですが、直近で私と同じ33歳で辞めた女の子は、その後自分で夜のお店を立ち上げて経営する準備をしています。
離婚歴ありのシングルマザーでお子さんもいる方で、一緒に働いていた時に指名してくれていたお客さんに「年齢的な問題もあるし、いつか自分の店を持ちたい」と話していたそうで、そのお客さんが少し資金援助をしたことで話が前に進み、お店に勤める女の子から今度はママになると意気込んでいるようです。
雇われママになれば年齢は関係なく働ける
現在21歳の留学中大学生です。ラウンジ・カラオケバーをしながら18歳からミナミのスナックに3年間いました。
スナックといっても会員制で30代後半の(スナックにしては若めの)ママがやっていたお店になります。
スナックの場合だと40歳いくまでなら余裕だと思います。
実際に働いていたお姉さんは25歳~38歳でした。
結婚して落ち着いているお客さんが多く、若い子とキャッキャするよりは政治や歴史の話ができる大人の女性がウケることが多かったです。
上限は40歳だと思います。
ですがこれはただの女の子の場合であって、例えばチーママとかママ、雇われママの場合なら上限はないのでは・・・?
お客さんに聞いた話だと、70代のママがやってるスナックの安心感がすごいだとか、60代のママが妖艶ではまっているだとか。
意外とどの年齢でも需要はあるんだなと思ったことがあります。
わたしは周りよりも圧倒的に若いというか子供だったので、逆に興味を持ってもらえたり、お姉さんと対立することなくかわいがってもらえてよかったです。
お客様から冗談で「お前年齢きついぞ、その服もう厳しいんじゃない?」などと言われがちな30代のお姉さんが辞めたことがあります。
閉店後に意外とへこんでいたのを見て驚いた記憶があります。
お姉さんがお店を辞めてまた遊びに来てくれた際にお話しを聞いてみると、ミナミではなく西中島南という少しマイナーな繁華街でスナックのチーママとして働いていると仰っていました。
ミナミではなかなか厳しい年齢でも、西中島南方では若いほうだったみたいです。
しかしミナミや北新地に比べると時給がどうしても下がってはしまいますので、十三という地域でダブルワークしているようです。
十三のことはあんまり詳しく聞けなかったのですが、おそらくキャバクラかなと推測します。
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